塾が舞台の一種の学園物。『白い花の舞い散る時間』の続きではなく、時間的には前の話。一世代の前の話であるが、単なる外伝とかではなく、深く結び付いている。前作は、一見ミステリー仕立てだったが、今回も同じような話である。やはり、前作にしろ、この作品にしろ、伏線が非常に多いので、二回以上読み返さないと、全貌は分からない仕掛けになっている。それにしても、この作者は、ラブコメと言うよりは、パワーゲームの方が好きなようで、コバルトでは珍しい存在かも知れない。
2006-03-12 11:10
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:本
コメント 0