怪物と闘う話。割とありがちな設定の話だが、主人公がやたらと、戦うことの意味に拘るあたりが、特徴か。そういう意味では、あまり、爽快感はなく、密度は結構、濃いが、暗目で雰囲気的には鬱系の話になっている。この作者は、かなり色々なジャンルの物を書いているが、この手のアクション系の話は珍しい気がするが、それなりに、上手いのには驚いた。この作者は、割と話が空回りすることが多いのだが、これは設定と上手く、絡んでいるので、地味目だが、この先も期待できそうである。
2006-07-29 13:46
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