『ゴールドベルク変奏曲』五代ゆう [HJ文庫]
設定はSFだが、音楽がネタのちょっと、ファンタジーっぽい話でもある。後書きによると、デビュー作の前に書かれたものを、若干手直ししたものだそうだ。最近のものとはちょっと違うが、それでも、完成度はデビュー作に劣らず、恐るべしというしかないだろう。
HJ文庫はこれが第一弾の一冊となる。ラインナップは、やはり、富士見ファンタジアから引っ張ってきたのが多いが、第二弾では新人もデビューするようだ。あまり、特徴とかターゲットははっきりしない感じだが、GA文庫と似たり寄ったりと言ったところか。ただ、メディアミックス物が見当たらないので、富士見ファンタジアあたりを意識したオーソドックスな路線を目指しているのかもしれない。
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