SSブログ

『ボトルネック』米澤穂信 [新潮社]

自分の生まれなかった世界に迷い込んだ少年の話。今回は、形式的にはミステリーではないが、それなりに謎解きはあったりする。青春物と言うべきか。金沢が舞台になっている。見掛けよりも、ライトノベル寄りだが、やはり、それほど、救いがない点がライトノベルレーベルからは出ないと言うことか。意外と、エグイ話だが、結末は、解釈が分かれるところだが、恐らく、オープンエンドで、わざと、解釈の余地を残しているのだろう。その点で、どうしても、評価自体も分かれるようだが、隙が無く、構成されている。これも結構、面白かったが、やはり、ミステリーの方が向いているだろう。


タグ:米澤穂信
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。