『ぼくらのミカたん。』富永浩史 [富士見ファンタジア文庫]
別の高校に転校した高校生が出会った少女は、実はロボコンに参加するために作られたロボットだったという話。というわけで、あまり、ロボットを作ると言うことがメインではないが、それでも、ロボコン的な部分はきっちりと押さえられている。他方で、ロボット萌えな話であるのは、当然であり、こちらの方にも力が入っている。この作者は元々、ロボットとかメカ物が多いが、今回は、メカ的な話とロボット萌え的なところのバランスが取れており、コメディーとしても良くできている。一応、話としては完結しているが、続きに期待したい。
タグ:富永浩史
私も読みました。
私が中学生の頃から注目してる作家さんなんですけどこの人全然続編が出ないんですよね。
唯一2巻が出た『AIVON』も2巻打ち切りみたいだし。
『鰓』の続きを10年待ち続ける私。
by 有田㎝ (2007-01-15 11:47)