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ライトノベル2006年ベスト10 [ベスト]

年も明けたし、去年読んだもののリストアップも大体終わったので、2006年のベスト10。方針としては、シリーズものはどうしても、入れにくいので、シリーズの開始か、単発の作品中心になっている。

以下、順不同でベスト10
『”文学少女”と死にたがりの道化』野村美月 ファミ通文庫
去年出た三冊とも良かったが、とりあえず、一冊目を挙げておく。

『カーリー ~黄金の尖塔の国とあひると小公女~』高殿円 ファミ通文庫
古めの冒険物とかミステリーが元ネタだが、微妙にライトノベルから外れている気もする。

『斬魔大聖デモンベイン 軍神強襲』古橋秀之 角川スニーカー
ノベライズだが、相変わらず、濃い話になっている。今年はオリジナルに期待したい。

『ファイナル・スカーレット・ストーム 散る桜、咲く桜』中岡潤一郎 Gノベルス
これで完結。

『クジラのソラ01』瀬尾つかさ 富士見ファンタジア
壮大なSFになりそうである。今月に続きも出るようだし、期待したい。

『ヤクザガール・ミサイルハート』元長柾木 竹書房ゼータ
設定が凝っている。これも続きに期待したいが、レーベル的にはどうなのだろうか。

『銀月のソルトレージュ』枯野瑛 富士見ファンタジア
非常にオーソドックスな話ではあるが、上手い。

『銀盤カレイドスコープvol.8 コズミック・プログラム:Big time again!』海原零 スーパーダッシュ
『銀盤カレイドスコープvol.9 シンデレラ・プログラム:Say it ain't so』海原零 スーパーダッシュ
最後の二冊は同時発売だったが、構成が良かった。

『ぷいぷい!』夏緑 MF文庫J
コメディーでは、一番良かった。

『けんぷファー1』築地俊彦 MF文庫J
コメディー寄りでは、これも面白い。

以下、次点
『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち1』壁井ユカコ 電撃文庫
新シリーズ。雰囲気は非常に面白い。

『空ノ鐘の響く惑星で12』渡瀬草一郎 電撃文庫
これで完結。過不足無く終わっている。

『だめあね☆ へいらっしゃい、ご主人様!』葛西伸哉 ファミ通文庫
コメディーではこれも良かった。

『ひと夏の経験値』秋口ぎぐる 富士見ドラゴンブック
ある種、リアルな青春小説としては面白い。

『うらにわのかみさま1』神野オキナ HJ文庫
『レンズと悪魔 I魔神覚醒』六塚光 角川スニーカー
『くじびき勇者さま 1番札 誰が小娘よ!?』清水文化 HJ文庫
『モノケロスの魔杖は穿つ』伊都工平 MF文庫J
新シリーズの一冊目としては、続きに期待したい。

『ナハトイェーガー ~菩提樹荘の闇狩姫~』涼元悠一 GA文庫
中身だけでなく、イラストも込みの評価になってしまうが、雰囲気的には良くできている。

『セカイのスキマ』田代裕彦 富士見ミステリー
『かぷりちお☆スノー』黒石翁 二見ブルーベリー

新人
『走って帰ろう!』加藤聡 ファミ通文庫
完成度が高いという点では、これだろう。きっちりと完結しているし。

『狼と香辛料』支倉凍砂 電撃文庫
続きも含めれば、これが新人の中では一番、出来が良いだろう。

以下、次点
『逆襲の魔王』三浦良 富士見ファンタジア
『火目の巫女』杉井光 電撃文庫
『SHI-NO -シノー 黒き魂の少女』上月雨音 富士見ミステリー
『神様のおきにいり』内山靖二郎 MF文庫J
『純情感情エイリアン1 地球防衛部と僕と桃先輩』こばやしゆうき 角川スニーカー

『多重心世界シンフォニックハーツ 上 独声者の少年』永森悠哉 角川スニーカー
下巻がまだ、出ないので、評価しづらいが、上巻だけで評価すると、かなり、良くできている。

全体的には、去年は、あまり、SFとかミステリーのライトノベル寄りの所が、出なかったので、レーベル的にはライトノベル中心になっている。レーベル別に見ると、電撃があまり、入っていないが、シリーズものが多いのが、響いているのだろう。新規参入組では、GA文庫は、ポリフォニカ中心だったということがあるのだろう。


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