SSブログ

『ゴルゴタ』深見真 [徳間書店]

陸上自衛官だった男が、妻を惨殺され、復讐に乗り出す話。要するに、ワンマン・アーミー物である。設定は、最近のネタをうまく組み合わせているが、だからといって、社会派というわけでもなく、政治的な主張の明確なポリティカル・フィクションと言うほどでもない。やはり、ガン・アクションがメインである。この手の話なので、さすがにハッピーエンドとは行かず、微妙なところで終わっている観じもするが、復讐物なので、そういった結末にならざるを得ないだろう。復讐物にしては、じめじめしていたり、やたら暗かったりと言うことはなく、割と乾いていて、あっさりしているのは特徴だろう。そういう意味では読みやすい。


タグ:深見真
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。