『がく×ぶる』本田透

女性アレルギーの少年が、共学の高校に入学し、親友がその治療に学年一の美少女ととともに過ごすことを提案しというところから始まるラブコメ。それなりに、設定も結構、凝っているし、サブヒロインも登場して、期待出来そうな話である。割と、コメディーの要素も強い。ただ、主人公周りの人間関係は、この作者の他の作品と似たり寄ったりなので、若干混乱しそうな気がしないでもない。とはいえ、続きが楽しみである。

同じ作者の新シリーズが何故か、同時発売になったが、割と、両方とも同じような感じか。他にもラブコメだと、『ライトノベルの楽しい書き方』もあるわけで、三シリーズも同時並行させるのだろうか。他にも、『円卓生徒会』と『イマジン秘蹟』があるが、こちらは割と違った感じである。

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