『硝煙の向こう側に彼女』深見真 [エンターブレイン]
ガンアクション物。今回は、自衛隊の海外派遣により国内でもテロが頻発するようになった日本を舞台にした警察物になっている。警察の対テロ部隊の話だが、今回は割と、ミステリーというか警察物的になっている。同じ作者だと『ゴルゴタ』と似たような感じではあるが、こちらは結構オーソドックスである。ただ、逆に言うと、尖った部分は少し控えめでもある。また、この設定自体はガンアクション物を成り立たせるためには良くできているが、良くできている分、それなりに現実性があるので、薄ら寒くなったりもする。
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