変な病気の流行る世紀末が舞台の話。主人公は、フランケンシュタイン的な少女で、結構、本格的なSFになっている。SFとしては、割とありがちなネタではあるが、アイディアを突き詰めており、その意味では本格的である。最も、この作者はこの手の人体改造的なネタが好きなので、それほど意外でもない。これで完結している。作者はほとんどシリーズ物ばかり書いているが、アイディアはそれなりに鮮明で奇抜なところもあるので、こういった単発物も向いているのだろう。
2009-06-20 19:31
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