『ぼくこい』森橋ビンゴ [角川スニーカー文庫]
溜まり場にしていた友人の部屋を部屋の主の姉に追い出されそうになって、四人の少年達が夏休みまでに彼女を作らなければならなくなる話。というわけで、それぞれ、何とかしようと努力し始めるというラブコメにならないぐらいの話である。この作者のことなので、割と痛い話になるのかと思ったら、オーソドックスなコメディーで、結末も結構、意外な展開になっている。非常に良くまとまっており、これで完結している。続きは期待したい気もするが、実際、出るのだろうか。
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