『ぼくのうた』十文字青 [幻狼ファンタジアノベルス]
魔王を倒すための若者だけの部隊が結成され、魔王討伐へ向かうという話。非常にオーソドックスなファンタジーだが、それなりに意外性のあるストーリーになっている。翻訳物的でもあるような、最近の流行りのタイプではないが、重厚で、きっちりと完結している。この作者の他の作品とは、結構、異なった感じであるが、上手くまとめており、また、何に影響を受けたかが分かるという点でも面白い。思ったよりも、器用というか、様々な種類の物が書けるということが分かる。
タグ:十文字青
コメント 0