第二次世界大戦中に北方の島の守備隊の戦闘機乗りが、異星人の少女の世話係をすることになる話。SFとしては、割とありがちではあるが、じっくりとストーリーは展開する。飛行機の戦闘シーンなどもそれなりに存在する。一応、ラブコメ的ではあるが、ミリタリー物にしては、割とのんびりした話である。続きも出て、二冊できっちりと完結している。作者は、エロゲーのシナリオライターで、『ロケットの夏』が代表作のようであるが、確かに雰囲気的にはかなり似ている。文章もかなりこなれていて、読みやすい。
2010-11-07 21:06
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