海辺の国に嫁いだ少女に夜ごと訪れる不思議な影は誰というところから始まる話。コバルト文庫だが、ティアラ文庫並にエロ小説になっている。ただ、雑誌に連載されたものをまとめたので、ストーリーは進行しているが、連作短編的な構成である。コバルト文庫で既に書いている人の別ペンネームらしく、まとまってはいる。
何故、こういう路線なのかと思ったが、このレーベルも近年縮小傾向なので、新たな路線開拓というところだろう。読者も、以前の少女小説的な時代とは異なるということで、上にシフトしているのだろうし、それほど、変な戦略ではないのかもしれない。
2011-01-01 17:23
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:本
コメント 0