『シンギュラリティ・コンクェスト 女神の誓約』山口優 [徳間文庫]
日本SF新人賞の受賞作。夜空が紫になってしまった世界で、人工知能を開発し、何とか、脅威から逃れようとしているという設定の話。そこに、アンドロイドの美少女が乗り込んできてと言うところから話が始まる。SF的な設定は、割と新しめだが、やっていることはアンドロイドの美少女が人類同士の闘いに勝利すると言うだけの話であり、非常にSFアニメ的である。あるいは、雰囲気的にはほとんどライトノベルである。割と読みやすく、設定はハードSFであっても、中身はかなり違うという点は好みは分かれそうだ。
日本SF新人賞は実はこれが最後であり、今まではハードカバーで受賞作が出ていたのだが、徳間デュアル文庫も店仕舞いするらしき関係か、徳間文庫から出版されている。今までの受賞作はあまり読んでいないが、最後になって、かなり期待出来そうな作家がデビューするのは、残念な感じもする。徳間は、ノベルスのEdgeも終了するようだが、ライトノベル寄りのとSFも全て、徳間文庫でこれから出していくのだろうか。
日本SF新人賞は実はこれが最後であり、今まではハードカバーで受賞作が出ていたのだが、徳間デュアル文庫も店仕舞いするらしき関係か、徳間文庫から出版されている。今までの受賞作はあまり読んでいないが、最後になって、かなり期待出来そうな作家がデビューするのは、残念な感じもする。徳間は、ノベルスのEdgeも終了するようだが、ライトノベル寄りのとSFも全て、徳間文庫でこれから出していくのだろうか。
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