SSブログ

『シュヴァルツェスマーケン1 神なき屍戚の大地に』内田弘樹 [ファミ通文庫]

『マブラヴオルタネイティヴ』の外伝。1983年の東ドイツを舞台にしているが、史実とはもちろん、異なる。しかし、雰囲気的には、政治将校がいたりする共産主義陣営的な軍隊が、人間ではなく、異星からの侵略者を相手に東部戦線を戦うといった話になっている。そういう訳で、独ソ戦の雰囲気が漂っている。けれども、『マブラヴ』なので、主人公は少年だが、同じ部隊の同僚は女性ばかりである。ただ、主人公にせよ、他のヒロインにせよ、政治的に重たい背景があり、それもストーリーにのしかかってきている。と言うわけで、かなり雰囲気は暗いが、架空戦記畑の作者が書いているので、戦闘シーンは迫力がある。とはいえ、眼鏡っ娘の政治将校も登場し、ある意味、ツボは押さえている。この先の展開も暗そうで、最後まで残るキャラクターは少なそうであるが、続きに期待したい。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。