王宮魔術師見習いの主人公が、魔王大戦終戦記念の式典で、魔族の襲来に遭うという話。オーソドックスなファンタジーではあるが、設定はかなり凝っている。雰囲気的には割とほのぼの系で始まるのだが、実はかなりシリアスな展開である。発想としてはダンジョン攻略系なのだが、色々と設定を練っている打ちに変な方向に行ってしまったような気がしないでもない。とはいえ、分厚い割に飽きさせることなく、一気に読めてしまう。既に二巻も出ているが、さらに続きにも期待したい。
2013-07-14 11:14
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