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『WORLD END ECONOMiCA Ⅰ』支倉凍砂 [電撃文庫]

月面都市を舞台にした経済物というか、株式市場物。原作はノベルゲームだからか、ストーリー自体は割と、スロースターターで、かなり分厚い。月面都市が、一種の純粋な資本主義として描かれていて、実学しか需要のない世界として描かれているあたりは、ある意味、現実を反映しているのだが、そこら辺が単なる設定なのかというのはちょっと気になる。話のかなりは、株式市場での取引がメインで、市場心理的なものも描かれているのは面白い。ストーリーはそれなりの区切りで終わっているが、続きに期待したい。ただ、話のオチをどのように用意しているのかが、あまり見えないところは多少、不安も残る。
タグ:支倉凍砂
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