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『ソルティ・ブラッド』毛利志生子 [集英社オレンジ文庫]

新人の刑事がある事件を担当することになるが、その内、吸血鬼と出会うという話。吸血鬼が出て来たりもするが、基本的には警察物ミステリーである。この作者の他の作品は割とミステリーっぽい構成が多いのであるが、以前、書いていたような物と似たような感じである。京都が舞台になっている。作者は京都の大学出身なので、そこら辺はきちんとしているようである。一冊でまとまっているが、続きが出なくもないだろう。
タグ:毛利志生子
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