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ライトノベルのまとめ(2017) [ベスト]

 今年は忙しくて積んであるのが多く、シリーズ物でも最終巻だけ読んでいないとかそう言うのが結構ある。新作は色々と買ったが、新人賞受賞作はあまり買わなかった。

 もう少し前から引き続いてウェッブ小説を引っ張ってくるのが文庫レーベルでもかなり増えてきたが、やや変則的というか、元々ライトノベルでデビューした作家がウェッブ小説で書いた物を出版するという流れも、ちょっと前からあるけど、中堅作家の場合はかなり浸透してきているようである。その場合は、読み易いなろう系というか、ライトノベル的ななろう系というか、文庫のフォーマットに上手く納まる形にはなっている。また、ネタとしても、なろう系で流行っているジャンルを逆に意識して、上手く構成しているパターンもあるし、ある種ハイブリッドにはなってきている。

 今年の話題としてはノベルゼロがエロ路線にシフトしてきたことがあるが、今のところ2作ぐらいで、どの程度定着するのかは微妙な感じもする。なろう系はもの凄く好きというわけでもないので、最近はまた、少女小説系のレーベルにも手を出しているが、そちらも気が付いたらルルル文庫が縮小傾向で、コバルトも月2,3冊になっていて驚いた。ただ、コバルトの場合は集英社オレンジ文庫の冊数が増えてきているので、そこら辺でバランスを取っている感じもする。

 いわゆるキャラノベとかライト文芸系は段々増えてきているが、徐々にそちらを買う冊数も増えてはいる。ただ、やはり、お店物が多く、ジャンルは意外に限られている。

 ここ数年、ライトノベルレーベルの淘汰が進むような観測もなされているが、なろう系にシフトしてしばらくはそのままになりそうな気もする。
 
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