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『星読島に星は流れた』久住四季 [創元推理文庫]

 天体観測の集いが開かれる島で、殺人事件が発生するという話。ある意味、非常に設定は大掛かりではあるが、本格風の設定にするためにはそうならざるを得ないのであろう。新本格ミステリーとしては、結構、良く出来ているが、ややあっけなさもなくもない。
タグ:久住四季
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『おにぎりスタッバー』大澤めぐみ [角川スニーカー文庫]

 女子高生の主人公が変な事件に巻き込まれていく話だが、文体が凝っているが、意外に読みにくくない。話は見掛けよりもオーソドックスではあるが、構成は上手く、一気に読ませる。話はまとまっているが、既に続きも出ている。
タグ:大澤めぐみ
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『嘘つき婚約コンチェルト』永瀬さらさ [角川ビーンズ文庫]

 新人のバイオリニストの主人公は、宮廷楽団の指揮者と嘘の婚約をすることになるという所から始まる話。話はオーソドックスなラブコメではあるが、ストーリーは上手く構成されていて、一気に読ませる。一冊できっちりと完結している。評判が良かったので、読んでみたけど、確かに良く出来ている。
タグ:永瀬さらさ
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『世界の終わりの壁際で』吉田エン [ハヤカワJA]

 新人賞の優秀賞受賞作。城壁都市の外側で育った少年は中に入るためにゲームで賞金を稼いでいるが、ある少女と人工知能と出会って、事件に巻き込まれていくという話。此の手の話としては、かなりオーソドックスで、割とライトノベル寄りで読み易い。話はこれで完結し、きっちりと終わっている。
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