『疾走!千マイル急行(上)』小川一水 [ソノラマ文庫]
長大な装甲列車が、大陸を右往左往する話。装甲列車と言っても、真ん中に豪華な急行列車が挟まれていて、主人公の少年はそれに乗っている。色々と伏線も多く、設定もそれなりに凝っている。ストーリーとしてはこれからというところで終わっているが、上手く、まとまった話になるか、ちょっと不安は残る。そうであっても、ここまではテンポ良く、面白い。
あまり、関係ない話だが、ソノラマ文庫は隔月になってしまって、新人は出てこないし、長期的には不安は残るが、シリーズ物がまだ、いくつかあるので、しばらくは大丈夫なのかな。
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