『千の魔刃と神鏡の聖騎士』早矢塚かつや [一迅社文庫]
人間を魔剣に変える一族の生き残りの主人公は、ある少女に出会った結果、ペット扱いされて聖騎士学院で暮らすことになるという話。オーソドックスなファンタジーで、話はこれでまとまっている。設定は結構、凝っていて、良く出来ている。続きも出せそうな構造ではあるが、どうなのだろう。
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『小和田くんに隙はない?』荻原麻里 [一迅社文庫]
何でも気になるヒロインの女子高生は幼馴染みの主人公の少年に事件を持ち込むという話。日常系寄りのミステリーになっている。この手の話はとしては非常にオーソドックスだが、ラブコメ展開ではなく、青春物寄りの雰囲気である。連作短編になっている。続きも出せなくはない構造ではあるが、どうなのだろう。
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『高度に発達した魔法は神の奇蹟と区別がつかない』瀬尾つかさ [一迅社文庫]
魔導学院の女子寮が千年前にタイムスリップし、主人公の少年も巻き込まれてしまうところから始まる話。オーソドックスなファンタジーだが、設定はかなり凝っていて、スケールも大きい。ストーリーは上手く構成されている。続きに期待したい。
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『偽装の聖剣と竜装の戦姫』湖山真 [一迅社文庫]
新規を滅ぼすために旅をする主人公の少年は魔神族の少女と出会うというところから始まる話。オーソドックスなファンタジーだが、前作の『聖剣と魔杖の多重継承』と同じ世界が舞台になっている。似たような感じの話だが、キャラクターの設定は異なっている。話はこれで完結している。
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『怠惰でニートな魔王の世話をするだけの混沌な仕事』棺悠介 [一迅社文庫]
魔族とのハーフである主人公は現代に復活した魔王の執事として使えることになるという話。魔王は怠惰でニートな美少女なので、基本的にはコメディーになっている。話の展開もそれなりにあるが、連作短編的な構成になっている。話はこれで完結している。
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『竜の娘と女勇者とダンジョンが俺の日常に馴染んでる！』YUYATA [一迅社文庫]
高校生の少年の主人公のところに、シルバードラゴンだという少女が押し掛けてきたり、女勇者と出会ったりと、いつの間にかファンタジー世界に馴染んでしまっているという話。異世界もあるのだが、異世界に行く話ではない。この手の話としては割とありがちではあるが、設定は結構、凝っているし、ストーリーも上手く構成されている。これで完結している。
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『ドラゴンライブ･オンライン』稲葉洋樹 [一迅社文庫]
クソゲーなネトゲーの最終日にファイナルイベントをクリアした主人公達は、そのゲームにそっくりな世界に召喚されるという所から始まる話。この手の話としては、割とオーソドックスではあるが、話は完結して、まとまっている。
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『折れた聖剣と帝冠の剣姫』川口士 [一迅社文庫]
対立する国の王子と王女は戦場で対峙していたが、それぞれの国の政変によって追われることになり、旅をすることになるという話。オーソドックスなファンタジーだが、どうも、国を作ると言った方向の話になるようである。戦記物と言うよりは、今のところは、冒険をする話になっている。設定も色々あるようだが、続きに期待したい。
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『獅子姫に好機はない！』高尾瑞夫 [一迅社文庫]
異世界から日本のダンジョン攻略に来ている王子と王女は対立する国の出身だが、実はカップルで、表向きは隠さなければならないという話。ダンジョン攻略という要素もあるが、基本的にはコメディー寄りである。話は完結しており、上手くまとまっている。
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『聖剣と魔杖の多重継承』湖山真 [一迅社文庫]
勇者であるのに、魔王の生まれ変わりでもある主人公は、監獄に収容されていたが、魔族のセイレーンに救出されるところから始まる話。オーソドックスなファンタジーだが、設定は結構、凝っている。ストーリーは上手くまとまっていて、完結しているが、続きが出せなくないもないので期待したい。
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