『女騎士コレクション~ガチャで出た女騎士と同居することになった。~』三門鉄狼 [講談社ラノベ文庫]
ソシャゲーの人気キャラが突然現れて、主人公の家に居着くが、やがてモンスターもこの世界に現れるという話。それなりにあるタイプの話だが、上手くまとまっている。話はこれで完結している。
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『霧の宮先輩は謎が解けない』御守いちる [講談社ラノベ文庫]
お嬢様の先輩は名探偵気取りだが、推理はでたらめで、助手にされている主人公の少年が事件を解決する話。というわけで、ミステリーだが、見掛け上の探偵と助手が逆になっているパターンである。ミステリーとしてはそれなりにまとまっている。既に続きが2巻まで出ている。
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『ビューティフル・ソウル』坂上秋成 [講談社ラノベ文庫]
怪物によって文明がかなり崩壊した世界で、能力バトルをすることになる話。割とありがちなタイプの話ではあるが、上手くまとまっているし、話もきちんとまとまっている。やや青春物寄りではある。
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『双子喫茶と悪魔の料理書』望月唯一 [講談社ラノベ文庫]
古本から出て来た妖精が、片思いを叶えようとするが、実際にはその双子の妹とくっつけてしまうところから始まる話。コメディー寄りかと思うと、確かにラブコメ的展開ではあるが、意外とシリアスな話になっている。ストーリーはそれなりに意外性のある展開で、一冊でまとまっている。2巻も出ている。
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『パラミリタリ・カンパニー 萌える侵略者1』榊一郎 [講談社ラノベ文庫]
高校生の主人公の少年は、突如、宇宙からの侵略に対抗する組織の司令官になるというところから始まる話。設定はそれなりに凝っているが、基本的にはオーソドックスな話になっている。話は上手くまとまっているが、続きも既に2巻まで出ている。
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『俺の幼なじみは宇宙人に侵略されている』橘九位 [講談社ラノベ文庫]
オカルトマニアの幼なじみの彼女が部長のオカルト研究部にある女生徒が訪ねてくるところか始まる話。ミステリー寄りの話になるかと思ったら、意外とそうでもない。コメディー的な要素は強く、その意味でも面白い。キャラクターは割と強烈である。話はこれで完結しているが、続きが出せなくもないだろう。
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『軍師/詐欺師は紙一重』神野オキナ [講談社ラノベ文庫]
自分の家が競売に掛けられることになり、家の中に隠されていた抜け道を通ると異世界に飛ばされ、軍師をさせられることになるという話。最近は良くあるタイプの話ではあるが、設定はそれなりに凝っており、ストーリーもうまくまとまっている。続きは2巻まで出ている。この作者の話としては、キャラクターはややおとなしめな感じもしないでもない。
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『Chaos;Child -Children's Revive-』梅原英司 [講談社ラノベ文庫]
ノベライズだが、外伝というか、ゲームの後の後日譚になっているようだ。割と暗い話だが、本編ほどではないようである。
『想世のイシュタル』曽我部浩人 [講談社ラノベ文庫]
高校生の主人公の少年は仮想現実RPGからログアウトできなくなるところから始まる話。主人公は何故か、強制的に女性型のアバターになっていたりするところが特徴だが、それ以外は割とオーソドックスな展開ではある。とはいえ、設定はしっかりしており、上手くまとまっている。続きにも期待したい。
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