SSブログ

ライトノベル2015年のまとめ [ベスト]

とりあえず、2015年のライトノベルのベストなどをまとめてみたが、ここではそれ以外の点について、いくつか、まとめてみる。

既にかなり指摘されているけれど、なろう系というか、ウェッブ小説系が出版されているものの一定割合を占めていることである。新人賞にも及んでいるわけで、

この世の全てはこともなし 2015年に発売したライトノベル新人賞作品・後編 〜やっぱり小説家になろう発の作品が増えていました〜
http://blog.livedoor.jp/gurgur717/archives/51617399.html

によると、1/4の新人賞作品がなろう経由だとか。新人もなろう系が増えてくると、この先どう変わるのかは、ちょっと気になる。良い点も悪い点も色々ありうるが、一つ気になるのは、ライトノベルはそもそも、打ち切り作品、あるいは未完の物が結構、多いのだが、なろう系はそもそも完結していない時点で出版しているので、やはり、未完に終わる物がさらに増えそうだという点である。

新レーベルは出来たと思ったら、潰れたりといったところもあるが、KADOKAWA系が強いのは変わらない。ただ、電撃文庫は現状維持といった感じだが、MF文庫Jが刊行点数が多少減少したり、ファミ通文庫が点数が減ってノベライズメインになってきたりしているのは気になる。統合でレーベルの整理をするのかと思ったが、むしろ増やしている。他の出版社では、平積みで目立つのがモンスター文庫、ヒーロー文庫になってきていて、なろう系が売れているのが分かる。後は、一迅社文庫から遂にアニメ作品が登場と言うところか。

ライトノベルの周辺では、メディアワークス文庫から、ずっと新しいレーベルが誕生しているが、T-LINEノベルズは出来たと思ったら、どうやら潰れてしまったようである。今年は、KADOKAWAからノベルゼロというのが創刊されるが、作家はKADOKAWA系でどうやら男性向けのようである。どこかで誰かが、メディアワークス文庫が女性向けになってしまったので、作ったのでは無いかというようなことを言っていたが、確かにそうは思える。ジャンルもファンタジーメインのようだが、なろう系とは差別化を図るのだろう。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

ライトノベル・ベスト2015(その2) [ベスト]

ライトノベルのベストの新人枠であるが、今年は新人賞受賞作はあまり読んでおらず、後から、評判の良いのを買ったりしている。

『魚里高校ダンジョン部!』安歩みつる [ファミ通文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-05-03
2巻まで出ているが、そこで終わってしまっているのは残念である。

『ウィッチハント・カーテンコール』紙城境介 [ダッシュエックス文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-08-13-1
ミステリーだが、ファンタジーとしてもなかなか良く出来ている。ネタはSF寄りではあるが。

『紅霞後宮物語』雪村花菜 [富士見L文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-09-25-1
評判が良いので買った見たが、確かに面白い。既に2巻まで出ている。

『不器用な天使の取扱説明書』黒木サトキ [HJ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2016-01-02-7
マンガを書く話だが、昨年は同じようなネタの作品がいくつか出ているが、そういったものと比べても、劣る感じはしない。

『ひとつ海のパラスアテナ』鳩見すた [電撃文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-05-03-5
テーマがちょっと変わっているが、なかなか面白い。既に3巻まで出ている。

今年は電撃文庫の受賞作も一冊しか買わなかったし、見のがした作品も色々ありそうではあるのだが、新人賞経由でない新人が増えているし、仕方ないか。


怪作枠は少なめであるが、4作ほどはある。

『補習クラスのデバッガーズ』夏綠 [ガガガ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-03-17
怪作と言うほどでもないが、ちょっと変なところはある。元々、微妙に外したネタが多い作家ではあるが。

『何かが深海からやってくる』宮澤伊織 [一迅社文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-08-20-2
この作者は基本的には、SF寄りだが、今回はクトゥルフ+特撮的なネタで、色々と詰め込みすぎ的な感じである。

『金属バットの女』ちゅーばちばちこ [HJ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-12-20-1
HJ文庫の新人賞の怪作枠である。と言っても、講談社BOX当たりだったら、普通という感じもしないでもない。

『妹さえいればいい。』平坂読 [ガガガ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-05-03-14
怪作枠に入れるのもどうかとは思うけど、結構、酷い話である。

今年は怪作も読んだ中では少なめだった。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

ライトノベル・ベスト2015(その1) [ベスト]

2015年のライトノベルのベストをまとめてみた。新人は別枠で、2巻目以降はそもそも、感想を書いていないので、対象外になっている。

ベスト10(順番は付けない)
『おともだちロボ チョコ』入間人間 [電撃文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-05-06-2
ちょっと不思議な話である。

『実存系ドグマストラ 1.勇者タケジョーの青き流転』十文字青 [T-LINEノベルズ]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-05-03-2
迫力のあるファンタジーだが、レーベルがどうも潰れたようで、続きに関しては残念ながら不透明である。

『ワールド・ウォーカーズ・クロニクル』翔田大介 [HJ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-07-13
世界を渡り歩く話だが、意外と最近はないタイプの話でもある。

『七星のスバル』田尾典丈 [ガガガ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-09-25-3
オンラインゲーム物。ストーリーとか設定は意外とありがちではあるが、話の作りは上手い。

『犬と魔法のファンタジー』田中ロミオ [ガガガ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-08-20-1
タイトルから期待されるものとはかなり異なり、実は就職活動がテーマだったりする。

『戦艦学園のグラムリッター』手島史詞 [富士見ファンタジア文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-12-06-6
これも最近は良くあるタイプの話ではあるが、良く出来ている。

『いらん子クエスト』兎月竜之介 [ダッシュエックス文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-08-20-5
デスゲーム系の話だが、その中でも結構、酷い話である。

『コロシアム』土橋真二郎 [電撃文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-05-06-1
毎回、同じような話ではあるが、これは2巻目が面白い。

『バビロン Ⅰ -女-』野崎まど [講談社タイガ]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-12-21-2
話の展開が良く出来ている。

『メイキュー!』森崎亮人 [角川スニーカー文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2016-01-02-9
作者は、新人かと思ったら、ノベライズはかなり書いている人で、さすがに上手い。


以下は次点
『アルテミジアの嗜血礼賛』扇智史 [一迅社文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-03-17-1

『英雄教室』新木伸 [ダッシュエックス文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-04-06

『姫騎士とキャンピングカー』三木なずな [角川スニーカー文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-11-30-1

『下読み男子と投稿女子』野村美月 [ファミ通文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-08-14-2
『WEB小説家になろうよ。』早矢塚かつや [ダッシュエックス文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-12-13-1
両方とも、小説を書く話で、割と似た感じであるが、新人賞受賞作にも同じようなのがあったりする。

『りゅうおうのおしごと!』白鳥士郎 [GA文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-12-06-1

『彼女が捕手になった理由』明日崎幸 [一迅社文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-12-06-4
珍しい野球物。

『ふぉーくーるあふたー』水沢夢 [ガガガ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2016-01-03-1
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

ライトノベル・ベスト2014(その3) [ベスト]

ベストには入れていないが、シリーズ作品で完結した物を並べてみた。2,3巻打ち切りは漏れているのもあるし、本編が完結しているけど、短編がまだ出る予定というのも含まれている。

棺姫のチャイカ、百花繚乱、氷結鏡界のエデン、いちばんうしろの大魔王、巨大迷宮と学園攻略科の魔術師、女子モテな妹と受難な俺、獅子は働かず 聖女は赤く、デスニードラウンド、B.A.D.、夜姫と亡国の六姫士、サイコメ、神様のメモ帳、オレのリベンジがヒロインを全員倒す!

この中では、「いちばんうしろの大魔王」は、なかなか変な結末だった。

ベストとはもはや、あまり関係ないが、昨年の動向で気になった点をいくつか記してみる。

なろう系はさすがにあまり買う気はしないけど、一定のシェアを占めるようになっている。面白いのは、なろう系のパロディー的な作品も結構、あるのだが、そちらは意外と上手く出来ていたりする。要するに、俺強え的な主人公の設定であるが、考えてみたら、『鬼畜勇者』はその先駆けだったか。

新人賞受賞作品は昨年はあまり買わなかったし、ほとんど継続して買ってはいない。電撃、ファミ通あたりはやや不作だったのかもしれない。今年は、電撃文庫が新人賞受賞作を一挙に発売ではなく、他のレーベルと同様に分散して出すようになったが、どうなるのだろう。


タグ:ベスト
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

ライトノベル・ベスト2014(その2) [ベスト]

2014年のベストの怪作枠。

『仏教学校へようこそ』わかつきひかる [HJ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2014-06-07-4
確かにタイトル通りではあるが、話は学園物で、華道がメインだったりする。さらに、蝉丸Pのコラムが入っていたりもする当たりが、怪作と言うべきか。

『雀 -肌上の猛牌-』櫂末高彰 [スーパーダッシュ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2014-10-27
麻雀物。ライトノベルだと、麻雀物をどうやっても怪作にしか成らないような気がする。

『女騎士さん、ジャスコ行こうよ』伊藤ヒロ [MF文庫J]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2014-11-24-1
タイトルよりは普通の話ではあるが、やはり変な話ではある。


以下は、2014年のベストの次点。

『翼の姫と灼天の竜喰らい』かじいたかし [HJ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2014-11-03-2

『ウォーロック・ウィッチクラフト』神野オキナ [講談社ラノベ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2014-06-14-1

『世界の終わりの世界録1』細音啓 [MF文庫J]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2014-10-20

『Occultic; Nine① 』志倉千代丸 [オーバーラップ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2014-11-22

『裏窓クロニクル』友桐夏 [東京創元社]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-01-03

『開門銃の外交官と、竜の国の大使館』深見真 [ファミ通文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-01-03-7







タグ:ベスト
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

ライトノベル・ベスト2014(その1) [ベスト]

2014年のライトノベルのベストを考えてみた。ブログに載せた物の中から選ぶので、シリーズの途中は対象外になっている。ベスト10は順番は付けていない。

『アオイハルノスベテ』庵田定夏 [ファミ通文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2014-11-25
前作と割と似たような感じではあるが、青春物寄りとしては良く出来ている。

『筐底のエルピス -絶滅前線-』オキシタケヒコ [ガガガ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-01-03-4
話自体は割とありがちではあるが、設定も多少捻ってあるし、非常に上手くまとまっている。

『無能力者のオービット・ゲーム1』翔田大介 [オーバーラップ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-01-02-4
これも割と似たような話が多いが、SF設定で、また、キャラが良く立っていて面白かった。

『ラエティティア覇竜戦記 -神王のゲーム-』すえばしけん [HJ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2014-11-03-1
ゲームをやらされる話だが、設定は上手く構成されているし、展開も上手い。

『放課後アポカリプス』杉井光 [ダッシュエックス文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-01-02-8
時々あるタイプの話ではあるが、設定は良く出来ているだけでなく、日常と非日常の境界の反転の描き方が上手い。

『蒼井葉留の正しい日本語』竹岡葉月 [富士見ファンタジア文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2014-07-13
似たような話もあるけど、オーソドックスなら学園物のラブコメに上手く落とし込んでいるところは良かった。2巻で完結してしまった。

『赫竜王の盟約騎士』手島史詞 [一迅社文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2014-08-04-1
ファンタジーとしてはオーソドックスではあるが、設定は意外に凝っているし、展開も上手い。

『クローバー・リーフをもう一杯』円居挽 [角川書店]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-01-02-2
お店物ミステリーだが、大学物でもある。キャンパス物としてもなかなか良く出来ている。

『この恋と、その未来。 -一年目 春-』森橋ビンゴ [ファミ通文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2014-09-26
設定は相当捻ってあるが、青春物寄りのラブコメとしては良く出来ている。

『おいしいサンドウィッチの作り方』やのゆい [ファミ通文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2015-01-03-8
お店物だけど、学園物でもあるラブコメ。構成も上手い。





タグ:ベスト
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

ライトノベル・ベスト(2013)(その2) [ベスト]

ライトノベルのベストの新人編である。今回は、あまり新人の作品を読んでいないので、良かった物を順不同で挙げるだけである。

新人
『エーコと【トオル】と部活の時間。』柳田孤狗狸 [電撃文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-04-02-8
電撃文庫の新人賞組では最も良かった。ミステリー的な話だからか、割と寡作なようである。

『サイコメ 1殺人鬼と死春期を』水城水城 [ファミ通文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-05-05-2
ファミ通文庫の新人賞組ではこれが最も良かった。ブラックなコメディーだが、バランスが良い。

『もえぶたに告ぐ』松岡万作 [HJ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-06-22
割と怪作とも考えられるが、色々と捻ってあるところが良かった。

『空戦魔導士候補生の教官1』諸星悠 [富士見ファンタジア文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08-2
割とありがちではあるけど、新人にしてはうまい。

『引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている』棺悠介 [一迅社文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2014-01-02
コメディーかと思ったら、むしろ青春物寄りだった。

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』大森藤ノ [GA文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-02-24-1
元々ウェッブ小説であるので、読みやすい。とはいえ、続きはそんなにウェッブ小説的でもなく、ライトノベルのフォーマットになっている。



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

ライトノベル・ベスト(2013) [ベスト]

昨年のライトノベルのベストをまとめてみた。例年通り、ベスト10と新人はベスト5と言ったフォーマットです。

ベスト
順不同です。
『デスニードラウンド ラウンド1』アサウラ [オーバーラップ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-07-29
バトル物だが、かなりブラックなネタが多く、意外にコメディー寄りである。

『小悪魔どもが俺の部屋を溜まり場にしている』むらさきゆきや [一迅社文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-11-02-2
ほのぼの系の四コママンガ的な話であるが、良く出来ている。

『俺の教室にハルヒはいない』新井輝 [角川スニーカー文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-11-18-2
青春物よりのラブコメだが、今回はかなりホワイトアルバム2の影響がありそうである。

『蒼天のサムライ 第一部 瑞琉島脱出戦』田代裕彦 [オーバーラップ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08-3
ファンタジー世界の架空戦記物。竜と航空機と両方出てくるところが特徴か。

『後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール』石川博品 [スーパーダッシュ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2014-01-03-3
どちらかと言えば、怪作かもしれないが、実は野球物である。

『魔女は月出づるところに眠る 上巻』佐藤ケイ [電撃文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2014-01-03-4
ダークな魔女物のファンタジー。かなり容赦なさそうではある。

『ウは宇宙ヤバイのウ!』宮澤伊織 [一迅社文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2014-01-03-5
コメディーとしても面白いが、実はSFとしてもかなり、色々なネタが詰まっている。

『冥玉のアルメインI』築地俊彦 [ファミ通文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-09-05-1
宮廷におけるダークな陰謀物。

『灰と幻想のグリムガル level.1 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ』十文字青 [オーバーラップ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-08-09
気が付いたら異世界で、冒険する羽目になる話だが、かなりハードなファンタジーになっている。

『高1ですが異世界で城主はじめました』鏡裕之 [HJ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-11-17-2
異世界に召喚される話だが、城主になるというところが特徴である。


以下、次点
『迷宮建造師の狂騒曲』水上貴之 [一迅社文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-07-22-3
『ストレンジムーン 宝石箱に映る月』渡瀬草一郎 [電撃文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-11-13
『夜姫と亡国の六姫士I』舞阪洸 [ファミ通文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-11-10-2
『最弱無敗の神装機竜』明月千里 [GA文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-11-16
『神眼の英雄提督』富永浩史 [HJ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2014-01-02-3
次点はファンタジーに偏ってしまったが、他にも面白いのは色々あった。

怪作
『咎人の星』ゆずはらとしゆき [ハヤカワJA]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-02-24-3
SFとしてはそこそこ普通ではあるかもしれないが、所々に社会批評的なものが混ざり、全体としては微妙に変な物に成っている。

『インテリぶる推理少女とハメたい先生』米倉あきら [HJ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-05-12
よく、こんなもの出版したな部門の一位だろう。

『OP-TICKET GAME』土橋真二郎 [電撃文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-06-22-2
ゲームの設定はまともだが、目的がおかしいというか、変に売れ筋を狙って、おかしくなったと言うべきか。

『8番目のカフェテリアガール』石原宙 [スーパーダッシュ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-11-16-3
普通に面白いけど、名古屋ネタが多いし、それ以外にも色々と変で濃い。

『ファンタジスタドールイヴ』野崎まど [ハヤカワJA]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-11-25-2
単なるノベライズを越えている。原作ぶち壊し系ではないのだが。

『ただし、彼はヤンデレにさえモテません』伊藤ヒロ [MF文庫J]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-11-17-1
設定が色々とおかしすぎる。ストーリーの展開もかなり変である。


タグ:ベスト
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

2012年ライトノベルベスト(その2) [ベスト]

2012年のライトノベルのベストの新人編である。これも、感想を書いたもの限定となっている。なお、順不同である。

『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金1』鳳乃一真 [ファミ通文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-03-03-2
冒険物的でもあるし、謎解き要素もある。新人としては非常に完成度も高い。

『暗号少女が解読できない』新保静波 [スーパーダッシュ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-01-01-2
暗号好きな少女がヒロインの話であるが、暗号以外の部分も良くできている。

『妹がスーパー戦隊に就職しました』大橋崇行 [スマッシュ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-05-12-3
キワモノではあるが、迫力はある。

『猫にはなれないご職業』竹林七草 [ガガガ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-08-10-2
構成が上手く、迫力もあって、新人にしては上手い。

『紅鋼の精霊操者』ハヤケン [HJ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-09-11-2
地味なファンタジーではあるが、上手くまとまっている。

以下、次点
『ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー』三河ごーすと [電撃文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-03-31-1
『キュージュツカ!①』関根パン [ファミ通文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-03-07


2012年に完結したものの中で大団円だったもの
ミカヅチ、わたしと男子と思春期妄想の彼女たち、僕の妹は漢字が読める、カナクのキセキ、乱☆恋、輪環の魔導師

その他完結したもの
競泳戦隊ミズギーズ、アリス・イン・ゴシックランド、アトリウムの恋人、蒼穹のカルマ、黒のストライカ、修羅場な俺と乙女禁猟区、その男、魔法使い“A”、ありすさんと正義くんは無関係ですか?、おおコウスケよ、えらべないとはなさけない!、楽園島からの脱出、人形たちの夢、
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

2012年ライトノベルベスト(その1) [ベスト]

例年通り、ライトノベルのベストをまとめてみた。まず、新人でないところから。対象は感想を書いた物限定なので、シリーズの途中や最終巻は入っていない。なお、順不同のため、順番は関係ない。


『吠える魔竜の捕食作法』内堀優一 [HJ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-03-08
地味なファンタジーとしては一番良かった。

『剣神の継承者』鏡遊 [MF文庫J]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-08-23
バトル物としてはありがちだけど、とにかく、上手く作られている。

『スカイワールド』瀬尾つかさ [富士見ファンタジア文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-08-22
MMOから帰還出来ないという最近ではありがちなネタだが、さらに外枠でSF的な設定がありそうなところが良い。

『TOKYO GIRL'S LIFE ~絶対に失恋しない唯一の方法~』菱田愛日 [メディアワークス文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-09-23-3
メディアワークス文庫だし、ライトノベルではないだろうが、『ビブリア古書堂の事件手帖』と同じく、ライトノベル色は意外に強い。

『魔女の絶対道徳』森田季節 [ファミ通文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-01-03-1
今年は何冊も出しているが、これが一番面白かった。

『きゃんでぃっど 乙女とカメラと地獄突き』小幡休彌 [GA文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-09-11
売れなかったようで、続きは残念ながら出ていないが、ほのぼの系のコメディーとしては良かった。何というか、ノリは『けいおん!』などにも近いので、もっと注目する人が多くても良さそうなのだが。

『とある飛空士への誓約1』犬村小六 [ガガガ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-12-09
ある意味、今さらではあるが、相変わらず、一冊目の出来は非常に良い。

『恋人にしようと生徒会長そっくりの女の子を錬成してみたら、オレが下僕になっていました』月見草平』 [一迅社文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-10-30
タイトルはどうなのだろうという気もするが、設定も結構、凝っていて、ファンタジーとしても良く出来ている。

『僕の学校の暗殺部』深見真 [ファミ通文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-10-09
他にも新作はあるが、青春物的でもあり、かつかなりハードなアクションとしてもお勧めできる。

『対魔導学園35試験小隊 1.英雄召喚』柳実冬貴 [富士見ファンタジア文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-08-22-1
ファンタジーのバトル物としては、それなりにありがちなのだが、熱いノリというか、ヒロインの熱気みたいなものが特徴か。

ノベライズで面白かったもの
『えびてん 綺譚奇譚』すかぢ [角川スニーカー文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-10-01
かなり変なところもあるが、ある種のミステリーとしては良くできている。

『フェイト/アポクリファ1』東出祐一郎 [TYPE-MOON BOOKS]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-01-03-12
『フェイト/ゼロ』と同様に面白い。

以下、次点
『アーク・ブラッド A.D.5000のアダム』榊一郎 [中公Cノベルズ]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-12-22
『黒鋼の魔紋修復士1』嬉野秋彦 [ファミ通文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-06-18-1
『天帝学院の侵奪魔術師 ~再臨の英雄~』藤春都 [HJ文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2013-01-03-4
『もちろんでございます、お嬢様1』竹岡葉月 [ファミ通文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-12-23-2
『楽聖少女』杉井光 [電撃文庫]
http://maxim.blog.so-net.ne.jp/2012-07-08-1



nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。