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『放課後、君はさくらのなかで』竹岡葉月 [集英社オレンジ文庫]

 通勤途中で事故に遭った主人公は気付くと女子高生の体に乗り移っていたというところから始まる話。一種のミステリー的な話になっている。この手の青春物としては非常に上手く構成されている。話はきちんと完結している。よく考えると、このレーベルでなくて、コバルト文庫の方でも良い気もするが、読者の年齢層はそれなりに上の方が想定されているのかもしれない。
タグ:竹岡葉月
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『号泣』松田志乃ぶ [集英社オレンジ文庫]

 高校で春休みにある女子高生が転落死することから始まるミステリー。青春物的ではあるが、実は意外にそうでもなくて、二昔前ぐらいの少女小説のテイストのある話になっている。ミステリーとしてはそれなりに構成されているが、動機というか、背景が割と意外な感じがした。さすがに、これではコバルト文庫というわけにも行かないのだろうが、二昔前だったら、コバルトでも良かったような気もする。
タグ:松田志乃ぶ
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『ソルティ・ブラッド』毛利志生子 [集英社オレンジ文庫]

新人の刑事がある事件を担当することになるが、その内、吸血鬼と出会うという話。吸血鬼が出て来たりもするが、基本的には警察物ミステリーである。この作者の他の作品は割とミステリーっぽい構成が多いのであるが、以前、書いていたような物と似たような感じである。京都が舞台になっている。作者は京都の大学出身なので、そこら辺はきちんとしているようである。一冊でまとまっているが、続きが出なくもないだろう。
タグ:毛利志生子
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