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『殺人鬼探偵の捏造美学』御影瑛路 [講談社タイガ]

 怪死体の捜査を開始した刑事の主人公が協力者として紹介された精神科医は実は殺人鬼であったと言うところから始まる話。ミステリーだが、設定はかなり凝っている。ミステリーとしては新本格系で、結末まで二転三転する。思ったよりもちゃんとしたミステリーになっている。
タグ:御影瑛路
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『蓮見律子の推理交響楽 比翼のバルカローレ』杉井光 [講談社タイガ]

 大学を留年して、ブログで小銭を稼いでいる主人公は天才作曲家に作詞を依頼されるだけでなく、あるピアニストと知り合って、その一家を巡る奇妙な事件に遭遇するという話。ミステリーになっていて、ミステリーとしてはそれなりに面白いが、むしろ、音楽物として考えた方が良いだろう。
タグ:杉井光
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『大正箱娘』紅玉いづき [講談社タイガ]

 大正時代を舞台にした一種のミステリー。探偵役は箱屋敷に住む不思議な少女で、主人公は新米の新聞記者になっている。ミステリーと言っても、ファンタジーよりである。連作短編形式になっている。話はこれで完結しているが、続きは出せる構造である。
タグ:紅玉いづき
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『カタナなでしこ』榊一郎 [講談社タイガ]

 女子高生が刀を作る話ではなく、蔵から出て来た日本刀の拵えを作る話。青春物に寄せているが、この作者の他の作品と大体似たような感じではある。ノベライズというかタイアップ企画なのだが、話はオリジナルのようである。ストーリーは完結している。
タグ:榊一郎
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『晴追い町には、ひまりさんがいる。』野村美月 [講談社タイガ]

 大学生の主人公は、深夜公園に散歩に出掛け、ちょっと不思議な人に出会うというような話。ライトノベルよりは一般文芸寄りではあるが、この作者の他の話と雰囲気は大体同じである。話は連作短編的な作りではあるが、上手くまとまっている。
タグ:野村美月
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『バビロン Ⅰ -女-』野崎まど [講談社タイガ]

 検事の主人公は、臨床研究の不正事件を追っている内に、大きな陰謀に気付くという話。ストーリーというか、使っているネタの組み合わせが非常に上手く、一気に読ませる。構成も上手い。話は途中であるが、続きに期待したい。
タグ:野崎まど
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『美少年探偵団』西尾維新 [講談社タイガ]

 十年前に一度だけ見た星を探す主人公の少女は、同じ校内の美少年探偵団に依頼するところから始まる話。一応、ミステリーだが、むしろ、良く訳の分からないキャラがメインの話である。同じ作者の『物語』シリーズよりはあくが強くない感じである。
タグ:西尾維新
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