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ライトノベル2005年ベスト10 [ベスト]

12月に発行されたものも大体読み終わったので、昨年のベスト10を挙げてみることにした。方針としては、やはり、シリーズ物は、途中では評価しにくいので、大体外れてしまう。と言うわけで、単発の作品中心になっている。ベスト10だけど、数も適当。

以下、順不同で、ベスト10。

『サマー/タイム/トラベラー1、2』新城カズマ ハヤカワJA
『蓬莱』以来の傑作。

『パラケルススの娘1』五代ゆう MF文庫J
1巻を挙げたが、2巻はさらに面白くなってきている。

『犬はどこだ』米澤穂信 東京創元社
『クドリャフカの順番』と迷ったが、作品としてはこちらの方が完成度は高い。『クドリャフカ』の方が、ライトノベル寄りではあるが。

『春は出会いの季節です アルテミス・スコードロン』扇智史 ファミ通文庫
ロボット物のSFで、学園物。

『ヤングガン・カルナバル』深見真 トクマ・ノベルズ
アクション物。この作者の特徴が大体、全部入っている。

『アストロ!乙女塾!』本田透 スーパーダッシュ
スラップスティックなコメディー。本当のところを言えば、これよりも、『萌える男』でよいと思ったが、ライトノベルではないし。

『魔女と犬 カメリア・カタルシス』西魚リツコ トクマ・ノベルズ
妙に、印象に残る。

『超妹大戦シスマゲドン1』古橋秀之 ファミ通文庫
コメディーとしては、非常に上手い。

以下、新人賞組。
『カエルと殿下と森の魔女 緑竜亭繁盛記』橘柑子 ファミ通文庫
オーソドックスなファンタジー。続きが出ないのが不思議だ。

『カラっぽの僕に、君はうたう。 フォルマント・ブルー』木ノ歌詠 富士見ミステリー
音楽ネタのSF。非常に雰囲気が良くできている。

『戦う司書と恋する爆弾』山形石雄 スーパーダッシュ
ファンタジーだが、話が濃い。去年の新人の中では、一番、上手いだろう。

以下、次点の作品。
『煉獄のエスクード』貴子潤一郎 富士見ファンタジア
『ある日、爆弾が落ちてきて』古橋秀之 電撃文庫
『老ヴォールの惑星』小川一水 ハヤカワJA
『嘘つきは探偵のはじまり』川上亮 ファミ通文庫
『円環少女1 バベル再臨』長谷敏司 角川スニーカー
『カスタム・チャイルド』壁井ユカコ 電撃文庫
『新スカーレットストーム 南洋の大海戦』中岡潤一郎 Gノベルス
『シャルロット・リーグ1』吉岡平 ファミ通文庫
『スラムオンライン』桜坂洋 ハヤカワJA
『ブルースカイ』桜庭一樹 ハヤカワJA
『白人萠乃と世界の危機』七月隆文 電撃文庫

以下、新人の作品の次点。
『ことりたちのものがたり』空谷あかり スーパーダッシュ
『アンダカの怪造学1 ネームレス・フェニックス』日日日 角川スニーカー
日日日の作品の中ではこれが一番面白いと思ったが、続きはまだ、一冊しか出ていない。
『白い花の舞い散る時間~ガールズレビュー~』友桐夏 コバルト
少女小説系ではこれが一番出来が良いか。ビーンズ文庫の新人賞組も全部読んだが、今一、合わない感じ。
『満月の涙の結晶は』水玲沙夜子 ホワイトハート
ホワイトハートだと、これが一番面白かった。割と残酷なところもあるオーソドックスなファンタジー。
『琥珀の心臓』瀬尾つかさ 富士見ファンタジア
『滅びのマヤウェル その仮面をはずして』岡崎裕信 スーパーダッシュ


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