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『Type: STEELY-上』片理誠 [幻狼ファンタジアノベルス]

人間を無差別に攻撃する機会によって人類が滅亡の危機に瀕している世界が舞台の話。主人公の少年は有機系生体ロボットの「スティーリー」のコアに運悪く抜擢され、敵と戦う羽目になる。と言うわけで、非常にハードな設定のSFになっている。と言っても、主人公はどちらかと言えば、必ずしもやる気はなく、エヴァのシンジのような感じであるが、設定は暗いにもかかわらず、雰囲気は意外と明るめの話になっている。下巻も既に出ていて、一気に読ませる。話は完結しているが、完全にハッピーエンドというわけでもない。実はこの手の話としてはかなりオーソドックスでもあるが、この手の末期戦的な物は意外と、最近は結構あるような気がする。
タグ:片理誠
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『Replica Doll』野口祐加 [幻狼ファンタジアノベルス]

異世界に時々渡って、仕事をする話。主人公の高校生の少女は幼馴染みに傀儡師の力を与えられ、一緒に仕事をすることになるというストーリーになっている。現代では、一応学園物だが、基本的には異世界ファンタジーである。ファンタジーとしては割と、オーソドックスだが、ミステリーと言うほどでもないが割と謎解き要素があるのが特徴か。これで完結している。新人かと思ったが、既に別のところでデビュー済みだった。
タグ:野口祐加
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『ブラッド・スパート』六塚光 [幻狼ファンタジアノベルス]

元特殊部隊の主人公は戦後、保険会社の調査員となっていたが、戦争の影を引き摺る事件に巻き込まれてと言う話。一見すると、一種の探偵物というか、冒険物的であるが、特殊な煙草を吸うことによって幻覚を実現化させて、戦うという能力バトル的な設定があり、意外と展開は派手な面もある。しかし、全体としては、雰囲気的にも非常に渋いというか、ハードボイルド的でもある。とはいえ、この作者の他の作品と同じく、渋いだけでなく、微妙な味のある話になっている。話は完結はしているが、筒肝でそうなので、期待したい。
タグ:六塚光
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『メガクルイデア』十文字青 [幻狼ファンタジアノベルス]

貧乏でいじめられていて、アル中の主人公の前に黒マスクで目を隠した変な女子高生があらわれてという話。その先のストーリーは、何というか、要約しがたいものであるが、ファンタジーというか、非現実的な展開も入っている。とはいえ、全体としては青春物で、同じ作者の『第九高校』シリーズなどとも、雰囲気的はそれなりに共通している。しかし、それよりも暗く、ぶっ飛んでもいる。話は、一応これで完結しているようだ。
タグ:十文字青
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『シャギーロックヘヴン』十文字青 [幻狼ファンタジアノベルス]

設定はオーソドックスなファンタジー。三人の冒険者が主人公の話。といっても、年齢が高く、夢溢れるような話では全くなく、ダラダラとした日常で、それなりの事件が起きるという話である。『薔薇のマリア』のスピンオフになっているが、シニカルというか、根本的な雰囲気は同じであっても、もっと、暗い。話も全く救いなどもないので、好みはかなり分かれるだろう。話は一応、完結しているが、この手の話は続きは出せるだろう。
タグ:十文字青
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『ぼくのうた』十文字青 [幻狼ファンタジアノベルス]

魔王を倒すための若者だけの部隊が結成され、魔王討伐へ向かうという話。非常にオーソドックスなファンタジーだが、それなりに意外性のあるストーリーになっている。翻訳物的でもあるような、最近の流行りのタイプではないが、重厚で、きっちりと完結している。この作者の他の作品とは、結構、異なった感じであるが、上手くまとめており、また、何に影響を受けたかが分かるという点でも面白い。思ったよりも、器用というか、様々な種類の物が書けるということが分かる。
タグ:十文字青
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『明日葉-Files1』本田透 [幻狼ファンタジアノベルス]

政界のタブーに触れた記者が、超常現象専門誌の編集部に左遷されてという話である。基本的にはトンデモ系のネタを主張する編集長とそれを全く信じていない主人公との間の議論がメインであるが、ストーリー自体は、政治ネタや町おこしなども関わっており、ある意味変な風に社会派的になっている。微妙にラブコメ風な展開にもなっているが、基本的にはコメディーである。蘊蓄小説ではあるが、テンポもよく読みやすい。続きにも期待出来るだろう。
タグ:本田透
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『六人の兇王子1』荻野目悠樹 [幻狼ファンタジアノベルス]

世界の破滅を企む秘密結社出身の主人公が、戦いに参加していく話。ファンタジーとしては、割とオーソドックスであるが、設定はかなり凝っている。既に、コバルト文庫で出版されたが、未完のままになっている作品であるが、どうも、ある程度加筆修正が成されているらしい。恐らく、完全版と言うことで、完結する予定があるのだろう。修正しているにしても、この作者としては初期の作品であり、完成度が高いのには改めて驚かされた。話は、かなりハード路線である。続きに期待したいところである。
タグ:荻野目悠樹
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『石霊と氷姫 上』西魚リツコ [幻狼ファンタジアノベルス]

旅をしている男装の少女がある少年と会って、一緒に旅をすることになる話。非常にオーソドックスなファンタジーである。二冊で完結する予定だからか、ストーリーの展開はかなり早いし、先も予想しにくい感じである。今回もオーソドックスではあるが、設定はかなり凝っている。続きに期待出来るであろう。
タグ:西魚リツコ
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『痕跡師の憂鬱』田代裕彦 [幻狼ファンタジアノベルス]

魔術師の学園に入学した主人公が魔術で行われた犯罪の捜査を行う痕跡師に出会ってという話。ストーリーはミステリー仕立てになっている。それなりに伏線も張られており、ミステリーとしても、上手く組み立てられている。これで完結している。ある意味では、地味であるが、綿密に構成されており、キャラクターも立っている。ミステリーなので、続きも出せる広蔵なので、期待したいところである。
タグ:田代裕彦
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