『”文学少女”と死にたがりの道化』野村美月

文芸部に所属する少年が主人公の話。ヒロインは、本を食べてしまうと言う設定になっている。話自体は、一種のメタ小説的な仕掛けになっていて、かなり複雑である。ストーリー自体も、一筋縄でいかない展開で、ある種のミステリーにもなっている。ただ、元ネタ的なものをある程度は知っていないと楽しめないかも知れないが、構成は巧みで、続きも楽しみである。

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