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ライトノベル2007年ベスト10 [ベスト]

2007年のベスト10。といっても、数も適当で、順位は付けず、ベスト10と次点のみ区別。

『フェイト/ゼロ Vol.1 「第四次聖杯戦争秘話」』虚淵玄 TYPE-MOON BOOKS
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/archive/c35373576
厳密に言えば、一昨年の冬コミで発売なのだが、手に入ったのは、年明けだったので、入れることにした。冬コミで、4巻が発売され、完結したが、それを含めても、非常に面白かった。

『零式』海猫沢めろん ハヤカワJA
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-01-29-4
設定とかも見かけよりはきちんとしているが、何というか、勢いだけで突っ走っているような話ではある。

『人類は衰退しました』田中ロミオ ガガガ文庫
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-06-03-5
2巻も、先日出たが、さらに面白くなっている。

『遠まわりする雛』米澤穂信 角川書店
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-10-26-9
『インシテミル』も悪くはないが、こちらの方が、落ち着いていて、好みである。ライトノベル的には、結構、ラブコメが進展している。

『時砂の王』小川一水 ハヤカワJA
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-10-26-8
時間改変SFだが、タイムパラドックスなどは、全く、気にしないという設定で、純粋に敵を倒せるかという点に話を集中させているのが、良いのだろう。ストーリーも非常に良くまとまっている。

『聖剣の刀鍛冶』三浦勇雄 MF文庫J
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-11-24-7
オーソドックスなファンタジーだが、キャラが立っていて、また、設定も結構、凝っていて、続きに期待させる。

『幽霊列車とこんぺい糖』木ノ歌詠 富士見ミステリー
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-10-26
やはり、話の作りとイメージが良くできている。

『“文学少女”と慟哭の巡礼者』野村美月 ファミ通文庫
シリーズの途中だが、面白かった。もうじき、完結するが、どうなるのだろう。

『流血女神伝 喪の女王(8)』須賀しのぶ コバルト文庫
重厚なファンタジーだが、これで完結。ちゃんとまとまるか、心配だったが、きれいに終わった。

以下、新人
『イヴは夜明けに微笑んで 黄昏色の詠使い』細音啓 富士見ファンタジア
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-01-29-2
かなり設定の凝っているファンタジー。

『扉の外』土橋真二郎 電撃文庫
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-02-12-8
人工的な空間でゲームをやらされる話。シリーズとしては完結している。さらにその次のシリーズも始まっている。割と、読者を選ぶ作品ではあるが、完成度は高い。

『鉄球姫エミリー』八薙玉造 スーパーフダッシュ
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-10-08-2
今年読んだ新人賞組の中では、一番、迫力があった。ひたすら、戦闘シーンが多く、イラストとは大分、感じの異なった話ではある。

以下、次点
『オイレンシュピーゲル』、『スプライトシュピーゲル』冲方丁 角川スニーカー、富士見ファンタジア
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-02-12-2
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-02-12-1
同時発売という仕掛けだが、主人公を変えて、同じ時系列を別の側面から描き出している。

『塔の町、あたしたちの街』扇智史 ファミ通文庫
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-05-06
単発物としては、良くできている。

『冬の巨人』古橋秀之 徳間デュアル
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-05-06-4
何というか、出るだけで価値があるような気がしないでもない。もちろん、内容も面白いが。

『神様のメモ帳』杉井光 電撃文庫
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-01-20
一種の安楽椅子探偵物。完結していないが、別のシリーズが始まってしまったようなので、続きはどうなるのだろう。

『レヴィアタンの恋人』犬村小六 ガガガ文庫
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-06-25-1
非常に迫力がある。続きも出ている。

『ねくろま。』平坂読 MF文庫J
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-06-27-1
ファンタジー。割と、コメディーよりの作品としては、良くできている。

『ディスパレイト!コンプ 01昔日の双銀』榊一郎 富士見ファンタジア
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-07-23-1
かなり、悲惨な話。2巻で、この話は終わっているが、本編もこの後出るようだ。

『AKUMAで少女』わかつきひかる HJ文庫
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-08-13
ライトノベルでは、初めての長編だが、キャリアは長いので、ラブコメとしては出来は良い。

『ヴァンガード』深見真 スーパーダッシュ
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-10-26-7
『ゴルゴタ』深見真 徳間書店
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-10-26-10
この作者のは、どれも良かったが、完成度で言えば、やはり、『ゴルゴタ』か。

『青年のための読書クラブ』桜庭一樹 新潮社
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-09-11-2
連作短編形式だが、良くできている。

以下、新人
『SAS スペシャル・アナスタシア・サービス』鳥居羊 HJ文庫
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-07-08-2
『たま◇なま 生物は、何故死なない?』の方が、ある意味では出来は良いが、こちらの方が、オーソドックスで好みではある。

『時載りリンネ!1 はじまりの本』清野静 角川スニーカー
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-08-13-1
あまり派手さはないが、面白い。

『みすてぃっく・あい』一柳凪 ガガガ文庫
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-10-08-1
去年の新人の中では、一番、変わっているか。雰囲気がある。

以下、キワモノとか怪作
『武林クロスロード』深見真 ガガガ文庫
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-06-03-6
妄想全開といった感じである。

『螺旋の国の3ドリル』富永浩史 HJ文庫
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-07-08
ドリルにこだわった話。

『キスとDO-JIN! ~王子様はカリスマ王手!?~』小林来夏 もえぎ文庫ピュアリー
http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-07-23
同人誌ネタをかなり、リアルに書いている。腐女子視点なので、時々、ドリームが入ったりして、ちょっと読みにくい所もあるが、コメディーとしては面白い。

『彼女はクイーン<クイーン>』吉田親司 電撃文庫 http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2007-08-13-6 異星人と各種のギャンブル勝負をする話。一応、SFだが、何か、色々と変な話になっている。 去年は、新規参入は、ガガガ文庫が変な意味で目立った。ちょっと、先行き不安ではあるが、『人類は衰退しました』と『武林クロスロード』を出したという点に意義があるのだろう。アニメ化された作品も多いが、結局のところ、『ハルヒ』と『ゼロの使い魔』以外は微妙だったような気がする。 追記 『アストロノト!』赤松中学 MF文庫J http://blog.so-net.ne.jp/maxim/2008-01-03 正月に読んだのだが、面白かった。


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