『死図眼のイタカ』杉井光 [一迅社文庫]
女系一族の元に婿入りすることが決まっている少年が主人公の伝奇物。そこへ、鴉を連れた不思議な少女も現れて、同時に猟奇的な事件が連続的に発生するという話になっている。エロゲーにはありがちなホラーっぽい伝奇物としては、非常に良くできている。考えてみたら、この作者のデビュー作も割と和風の伝奇物的な話だったわけで、この手の物も得意なのだろう。これで完結している。
一迅社文庫は、とりあえず、二冊買ったが、方向性はどうなのだろう。他の作品だと、エロゲーのシナリオライターが起用されているが、全体的には想定されている読者の年齢は割と高めか。ポジション的にはガガガよりも堅実路線で、HJ当たりにやや近い感じか。
一迅社文庫は、とりあえず、二冊買ったが、方向性はどうなのだろう。他の作品だと、エロゲーのシナリオライターが起用されているが、全体的には想定されている読者の年齢は割と高めか。ポジション的にはガガガよりも堅実路線で、HJ当たりにやや近い感じか。
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