『少女ノイズ』三雲岳斗 [光文社文庫]
巨大なヘッドフォンを付けた少女が探偵役のミステリー。青春物的なミステリーだが、米澤穂信あたりとはまた、微妙に異なった感じである。雰囲気的には、SFミステリーの『M.G.H.』や『海底密室』とおなじである。連作短編的な構成になっている。天才少女物でもあり、一応、恋愛物的な要素もあるが、割と、冷たい感じになっている。同じ作者のミステリーはこれ以外にも『旧宮殿にて』などがあるが、かなり異なった感じがする。これで完結しているが、続きも充分に出せそうである。
文庫落ちした物を購入したが、帯はミスリードというか、有川浩が書いているが、色々と酷い代物である。
文庫落ちした物を購入したが、帯はミスリードというか、有川浩が書いているが、色々と酷い代物である。
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