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『紫色のクオリア』うえお久光 [電撃文庫]

人間がロボットに見えるという少女の親友の少女が主人公の話。冒頭からはある意味、想像も付かないようなスケールの大きいSFになっている。ある種のタイムトラベルというよりは並行世界ネタなのだが、主人公は少女を助けるために、果てしなく試行錯誤することになる。結末も綺麗にまとまっており、これで完結している。SFとしても、非常に本格的である。SFとしては、並行世界が中心かというと、タイトルにもあるように、クオリア、すなわち、認識の問題がむしろ、テーマになっている。このため、話はある意味で上手く収束しているのであろう。 
タグ:うえお久光
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