メイドロボと主人公の女装少年が繰り広げるほのぼの系のコメディー。こういう設定だと、スラップスティックなコメディーになりそうなものだが、意外とそうではなく、むしろ、微妙に叙情的というか、妙に苦い話になっている。考えてみれば、同じ作者の『ニャル子さん』もコメディーとしては非常にシニカルでもあったわけで、それほど、不思議でもないであろう。かなり短い短編が多く収められている構成になっている。日常系の話が好きな人には勧められるであろう。構造的には続けられるが、続きは出るのだろうか。
2011-01-01 19:52
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