『真夏の日の夢』静月遠火 [メディアワークス文庫]
演劇サークルの活動費を捻出するために、心理学の奇妙な実験に参加したメンバーは、一月、外界との接触を遮断されて過ごすことになるが、6日目に一人姿を消してと言うという話。ミステリーになっている。それほど、フェアではない気もするが、新本格系としては割とあるタイプの話である。ミステリーとしてもそれなりに構成されているが、むしろ、青春物というか、大学のサークル物としては良くできている。これできっちりと完結している。
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