『生徒会探偵キリカ1』杉井光 [講談社ラノベ文庫]
中高一貫制の学校に高校から入学した主人公は、総額8億円の生徒会予算を握る生徒会会計の相棒だけでなく、もう一つの役割である生徒会探偵の助手的な役割を果たすことになるという話。ある意味では、同じ作者の『神様のメモ帳』にも似ているのだが、その青春物的な面はほとんどなく、割とコメディー寄りの学園物になっている。学園物としては、「蓬莱学園」などにも通ずるハチャメチャ感が漂っている。それに、主要な登場人物は、主人公以外は女性ばかりで、雰囲気的にはかなり異なっている。話はまとまってはいるが、巻数も付いていることだし、続きに期待したい。
タグ:杉井光
2012-01-01 18:30
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