戦争が始まったら、何故か、突如として人類の多くが消失してしまった世界で、二人の少女が旅をしていく話。ほのぼの系の話かと思ったら、そうでもなくて、殺伐系の世界である。この手の話としては、ありがちではあるが、それでも、ほのぼの系の話の比重をある程度、高めている。新人ではあるが、割と読みやすい方である。雰囲気としては、電撃文庫で昔行っていた短編小説賞の受賞作に近い雰囲気である。続きが出ることも既に決定しているようであるが、一冊で終わらせても良かったような感じがしないでもない。
2012-11-17 00:52
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:本
コメント 0