脳に<電子葉>が移植されている超情報化社会において、官僚の主人公は情報素子のコードの中に恩師が残した暗号を発見し、それを解読する内に一人の少女に出会うという話。基本的にはサイバーパンク的なSFであるが、むしろ、監視社会的なディストピア物でもある。とはいえ、テーマはタイトル通り、「知る」と言うことに関わっている。話は完結しているが、ある意味ではあっさりしているというか、きれいに終わりすぎているような気がしないでもない。
2013-11-24 15:36
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