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ライトノベル2015年のまとめ [ベスト]

とりあえず、2015年のライトノベルのベストなどをまとめてみたが、ここではそれ以外の点について、いくつか、まとめてみる。

既にかなり指摘されているけれど、なろう系というか、ウェッブ小説系が出版されているものの一定割合を占めていることである。新人賞にも及んでいるわけで、

この世の全てはこともなし 2015年に発売したライトノベル新人賞作品・後編 〜やっぱり小説家になろう発の作品が増えていました〜
http://blog.livedoor.jp/gurgur717/archives/51617399.html

によると、1/4の新人賞作品がなろう経由だとか。新人もなろう系が増えてくると、この先どう変わるのかは、ちょっと気になる。良い点も悪い点も色々ありうるが、一つ気になるのは、ライトノベルはそもそも、打ち切り作品、あるいは未完の物が結構、多いのだが、なろう系はそもそも完結していない時点で出版しているので、やはり、未完に終わる物がさらに増えそうだという点である。

新レーベルは出来たと思ったら、潰れたりといったところもあるが、KADOKAWA系が強いのは変わらない。ただ、電撃文庫は現状維持といった感じだが、MF文庫Jが刊行点数が多少減少したり、ファミ通文庫が点数が減ってノベライズメインになってきたりしているのは気になる。統合でレーベルの整理をするのかと思ったが、むしろ増やしている。他の出版社では、平積みで目立つのがモンスター文庫、ヒーロー文庫になってきていて、なろう系が売れているのが分かる。後は、一迅社文庫から遂にアニメ作品が登場と言うところか。

ライトノベルの周辺では、メディアワークス文庫から、ずっと新しいレーベルが誕生しているが、T-LINEノベルズは出来たと思ったら、どうやら潰れてしまったようである。今年は、KADOKAWAからノベルゼロというのが創刊されるが、作家はKADOKAWA系でどうやら男性向けのようである。どこかで誰かが、メディアワークス文庫が女性向けになってしまったので、作ったのでは無いかというようなことを言っていたが、確かにそうは思える。ジャンルもファンタジーメインのようだが、なろう系とは差別化を図るのだろう。

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