SSブログ

『不戦無敗の影殺師』森田季節 [ガガガ文庫]

暗殺異能に特化しているため、能力を振るう機会がない主人公と相棒の少女の話。かなり、出だしは鬱々とした感じではあるが、全体としてはそれほど暗いわけでもない。ストーリーはそれなりに意外な展開ではあるが、上手く出来ている。既に二巻が出ることも決まっているので、続きに期待したい。
タグ:森田季節
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

『殺戮のマトリクスエッジ』桜井光 [ガガガ文庫]

東京湾上に建設された都市を舞台に、人食いの化け物を狩る主人公の少年が不思議な少女と出会うところから始まる話。設定はかなり典型的なサイバーパンクであり、ストーリーも割とありがちではあるが、構成は上手く、全体としてまとまっている。この手の話としては、かなり突き詰めている面もあり、思ったよりもSF寄りでもある。話は完結しているが、続きにも期待したい。
タグ:桜井光
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

『飛べない蝶と空の鯱 ~たゆたう島の郵便箱~』手島史詞 [ガガガ文庫]

浮遊した島からなる世界で、武装郵便屋を営む少年と少女の話。雲の上を翼舟で飛ぶという設定になっている。この手の話としては、かなり、オーソドックスではあるが、重厚で本格的なファンタジーになっている。ストーリーもかなり大仕掛けである。既に続きが出ており、かなり期待出来る話である。
タグ:手島史詞
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

『つきたま』森田季節 [ガガガ文庫]

半透明でぷにぷにしているつきたまというものの県の処理窓口に勤めている主人公が、駆除現場で自称魔法少女に出会ってという話。つきたまの話がメインと言うよりも、人の言うことを聞かない系ヒロインに振り回される話と、地方公務員のある意味リアルらしい現状の両方が描かれている。ほのぼの系的ではあるが、色々と変なところは多い。話はまとまっているが、続きも出せそうなので、続きにも期待したい。
タグ:森田季節
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

『女子高生店長のコンビニは楽しくない』明坂つづり [ガガガ文庫]

高校生の主人公の少年は二学期から転校することが決まっているが、好きなクラスメイトの少女が店長をしているコンビニで女装して働くことにするという話。一発ネタ的な設定ではあるが、意外とコンビニ回りの話はリアルだったりもする。ラブコメの方は結局、進展はほとんどないのだが、女装云々よりも、コンビニ物としては面白い。キャラもありがちだけど、たっている。既に続きが二冊も出ている。女装を除けばリアルなので、青春物が好きな人にも勧められるであろう。
タグ:明坂つづり
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

『あそびの時間 暗黒遊戯昇天編』本岡冬成 [ガガガ文庫]

変わったゲーセンでバイトを始めた高校生の少年が主人公の話。青春物的なフォーマットではあるが、ヒロインが中学生で、どうも、微妙にそうでもない雰囲気の話である。ストーリーは一種はゲーム物というよりは、ギャンブル物的でもあるが、それほどディープな話になるわけでもない。ストーリーが二段構えになっているが、前半と後半がかなり別物なので、そこら辺は評価が分かれそうではある。これで話は完結しており、意外とまとまってはいる。
タグ:本岡冬成
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

『とある飛空士への誓約1』犬村小六 [ガガガ文庫]

七人の士官候補生を乗せた大型飛空艇が親善飛行をしていたが、敵の急襲により、窮地に陥るという話。『とある飛空士』シリーズだが、また、別の場所が舞台になっている。裏切り者というか、正体の隠されている人物が二人もいるので、『恋歌』よりも群像劇としては緊張感が漂っている。とはいえ、多分、『恋歌』並の長さにはなると思われるが、あまり先の読めない展開で、続きが楽しみである。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

『狩りりんぐ! 萩乃森高校狩猟専門課程』森月朝文 [ガガガ文庫]

新人賞の大賞受賞作。狩猟を専門とする高校に入学した高校生の少年が主人公の話。狩猟といっても、クロスボウがメインだったりする。もちろん、全体的には現実的でもないのであるが、割と本格的な話にはなっている。ゲームをより現実的にしたような設定とでも言えるか。新人ではあるが話の構成も上手く、文章も読みやすい。これできっちりと完結している。それなりに楽しめる話にはなっている。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

『猫にはなれないご職業』竹林七草 [ガガガ文庫]

新人賞の優秀賞受賞作。陰陽師でもある猫又が、亡き主人の孫娘の危機を救おうと奮闘する話。一応主人公となる女子高生には、猫が実は猫又であることは隠していると言うところがポイントである。この手の話としては割とオーソドックスであるが、新人にしては文章も読みやすく、話もまとまっている。あまり萌え要素もなく、一昔前の感じの作りではあるが、完成度は高い。考えてみれば、少女小説系だと、割と、暫く前のホワイトハート当たりにあったようなのと似ているような気もする。もちろん、こちらは作りも少女小説的ではなく、ライトノベルではあるのだが。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

『ボンクラーズ、ドントクライ』大樹連司 [ガガガ文庫]

高校生の主人公の少年は映画研究部で、映画を撮らずに特撮談義ばかりしていたが、そこに、転校生の少女が入部してきて、映画を撮ることになる話。1999年が舞台なので、8mmで映画を撮る話としては、実質的に最後の頃になるのだろう。ラブコメというよりは青春物で、これで完結している。割と苦い話になるのかと思ったら、意外とそうでもなく、爽やかな話になっている。
タグ:大樹連司
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。