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『この大陸で、フィジカは悪い薬師だった』鳩見すた [電撃文庫]

 害獣を治療して回っている悪い薬師を捕まえようとした主人公はかえって助けられ、改心させるためについて回ることになるという話。オーソドックスなファンタジーだが、割と雰囲気は独特なところもある。連作短編的な構成で、話もまとまってはいるが、続編が出ることが決まっている。キャラクターは上手く立っていて、なかなか面白い。
タグ:鳩見すた
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『ブラッドアイズ』茜屋まつり [電撃文庫]

 自然災害と凶暴化した野生動物のおかげ閉鎖された北海道で、野生動物を狩る人を養成する高校に入学した主人公達の話。凶暴化しているので、かなりの脅威ではあるが、『ガンパレ』や『マブラヴ』的に不条理な敵ではない。高校生を戦わせるために、かなり設定で調整している感は否めない。話は一応完結しているが、続きも出せなくはなさそうである。この手の話としてはやや地味ではある。
タグ:茜屋まつり
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『妄想科学ADV CHAOS; CHILD とある情弱の記録』藤井三打 [電撃文庫]

 ゲームのノベライズ。『CHAOS;HEAD』の続編で、科学アドベンチャーシリーズの第四作目である。設定は『CHAOS;HEAD』と同じで、その6年後になっているが、ストーリーも似たような感じである。話は完結しているが、別のノベライズなどの可能性もあるのだろう。
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『夜桜ヴァンパネルラ』杉井光 [電撃文庫]

 人間を吸血種から守るために設立された捜査9課の吸血種の少女の相棒として配属された新人が主人公の話。この手の話としては、割とオーソドックスではあるが、設定もきっちりと押さえられており、ストーリーも上手く構成されている。既に続きが出ることが確定しており、期待したい。
タグ:杉井光
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『OBSTACLEシリーズ 激突のヘクセンナハトⅠ』川上稔 [電撃文庫]

 封印された魔女を十年ごとに撃破するために、戦う力を養成する学校が舞台の話。この作者のことなので、戦闘シーンが非常に多い。そのせいで、やはり、分厚い。何というか、変態キャラが出てこないからか、雰囲気はすっきりしている。話は区切りは付いているが、続きも出るようなので、期待したい。
タグ:川上稔
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『折原臨也と夕焼けを』成田良悟 [電撃文庫]

『デュラララ!!』シリーズの外伝にあたる。その登場人物の一人が引っかき回す話だが、やはり、なかなか酷い話になっている。話はこれで完結しているが、さすがに上手くまとまっている。
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『おともだちロボ チョコ』入間人間 [電撃文庫]

人型兵器で巨大生物と戦う少女が、一人の少女型ロボットに出会うところから始まる話。この手の話としては微妙に変な話である。敵が強すぎて不条理な話になっているのともちょっと異なり、淡々と展開していくけれど、何か変というタイプの話である。話は完結しているが、あまりまともに終わっているわけでもない。ちょっと癖があるので、好みは分かれそうである。
タグ:入間人間
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『コロシアム』土橋真二郎 [電撃文庫]

高校生の少女がデスゲームに巻き込まれるが、主人公はそのクラスメートの少女をアプリを使って外部からサポートするという話。ゲーム自体は、この作者は毎回同じような物であるが、今回は外部からサポートして、操るという点が特徴になっている。全体の話自体も毎回同じような物ではあるが、今回はかなりブラックな方か。話は一応完結しているが、第二部的な物は充分に書ける設定なので期待したい。
タグ:土橋真二郎
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『ひとつ海のパラスアテナ』鳩見すた [電撃文庫]

新人賞の受賞作。主人公のメッセンジャーの少女は自分の船で旅をしていたが、嵐に遭って、浮島に取り残されてしまうところ空が始まる話。設定はSFではあるが、一旦文明の滅んだ世界である。ストーリーはかなり起伏があり、設定も凝っていて、良く出来ている。微妙にとっちらかっている印象もあるが、新人にしては上手い。既に続きも出ている。
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『少女は書架の海で眠る』支倉凍砂 [電撃文庫]

書籍商を目指す少年が修道院を訪れたところ、ある少女に出会うというところから始まる話。『マグダラで眠れ』と同じ世界だが、話自体は基本的には独立している。中世風のファンタジーだが、本をめぐる話になっている。話はこれで完結しており、上手くまとまっている。
タグ:支倉凍砂
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