『滅びのマヤウェル』岡崎裕信 [スーパーダッシュ文庫]
スーパーダッシュ小説新人賞の大賞受賞作。変な少女が押し掛けて来てという一見すると、ありがちなラブコメに見える導入部分だが、主人公にも大きな秘密があり、もちろん押し掛けてきた少女もまともではなく、変な事件に巻き込まれていくという話。『ホーンテッド!』にある意味で似ているが、こちらの方が捻って無く、ストレートな話となっている。迫力もあり、構成もかなり良くできている。最後の部分の戦闘が若干冗長な気もしないでもないが、最後まで一気に読ませる。続きも出そうな作りであるが、次作も期待できそうだ。
タグ:岡崎裕信
2005-10-30 00:23
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