『世界のキズナ1 混沌な世界に浮かぶ月』有澤透世 [角川スニーカー文庫]
角川学園小説大賞の奨励賞受賞作。変な世界に違和感を覚えている少年の所に、エージェントと称する少女がいきなりやってくるという話し。SFだが、変な連中が色々出てきて、世界を元に戻そうと頑張るという話になっている。変な世界に違和感を覚えるところから話が始まるのだが、その変な世界の設定がかなり、きつめになっている。大分書き直したらしく、それなりに上手くまとまっている。ただ、途中からは割と話はありがちである。新人にしては、まとまっているが、続きを買うかどうかは迷うところである。
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