『オイレンシュピーゲル壱 Black & Red & White』冲方丁 [角川スニーカー文庫]
SF。設定としては、サイボーグの少女が警察的な組織の一員として闘う話。要するに、『ガンスリンガーガール』と似ているが、こちらは、三人のチームで戦うので、そこら辺は異なっている。メディアミックスも睨んだプロジェクトのようで、富士見ファンタジア文庫からも、『スプライトシュピーゲル』が同時発売になっているが、こちらは、羽はなく、もっぱら、突撃していく感じで、イメージは異なる。
二冊、同時発売だが、そんなには、違いがないような感じである。とはいえ、ビジュアル的には、羽があるのと無いので、かなり違うのだろう。そう言う意味では、やはり、メディアミックスありきの企画であろう。ただ、設定が色々とブラック過ぎる気もしないでもないが、『ガンスリ』がアニメ化できたので、大して、問題はないのかもしれない。今後の展開には、期待できるだろう。
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