『たま◇なま 生物は、何故死なない?』冬樹忍 [HJ文庫]
ノベルジャパン大賞の大賞受賞作。宇宙人の少女に改造された少年が、その宇宙人に振り回される話。ストーリー自体は、結構、シリアスなのだが、宇宙人との会話は、割と、コメディーになっている。ある意味では、これもツンデレの一種とも言えるが、考えてみれば、ツンデレなヒロインとは、元々、コミュニケーションが、必ずしも、上手く成り立っていないわけだから、同じような物か。このような設定のライトノベルでは、他にもあるが、かなり、宇宙人を極端なキャラにしているところが特徴だろう。構成も、それなりにまとまっているが、話は、まだ、続けられる感じである。
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