『放課後トゥーランドット』みかづき紅月 [一迅社文庫]
幼馴染みの少女が帰国したら、生徒会長になって独裁を始め、主人公の少年の部活が取りつぶされそうになると言うところから始まる話。何故か、演劇部の部長の少女と一緒にさらに生徒会長を加えて、学園祭で、『トゥーランドット』を演じることになるという展開である。この作者は既に『ぶよぶよカルテット』で音楽ネタを使っているが、これはオペラネタである。それと、ラブコメ的な展開もあり、やや、話がごちゃごちゃしているが、それなりにまとまっている。箇条書き的に抜き出すと、『CLANAD』にも似ているが雰囲気は結構異なる。ツンデレな生徒会長というのは、エロライトノベルでは結構流行りだが、ライトノベルでも、ヒロインとしてはそれなりに面白い。話は完結しているが、続きも出せそうではある。
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