『明智少年のこじつけ①』道端さっと [ファミ通文庫]
えんため大賞の優秀賞受賞作。タイトルから推測できるとおり、探偵物である。と言っても、あまりまともな探偵物ではなく、主人公の友人の少年が探偵焼くとして、こじつけ推理を連発していく中で、主人公が事件を解決するといった話になっている。連作短編的な構成だが、全体を通しての繋がりもある。基本的にはスラップスティックなコメディーだが、ドタバタしすぎな感じもする。雰囲気に関してはかなり好みは分かれそうである。構成上、続きは出せるが、既に続巻も決まっているようである。
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