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『紅蓮の皇女と絶対記憶の黒皇子』月見草平 [一迅社文庫]

皇立学院の英才である主人公は、皇宮の晩餐会で誘拐され掛けた一人の少女を助けたところ、その国の皇女で、色々あって婚約者のふりをすることになるところから始まる話。コメディー寄りのファンタジーではあるが、アクションとかバトル物というよりは、政治的な話がメインである。割と陰謀物的でもあるが、ストーリーの構成は上手く、一気に読ませる。話はまとまってはいるが、既に続きが出ることも決まっており、期待したい。
タグ:月見草平
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