『スカイライド』平山ひろてる

女性だけが使えるはずのパワードスーツを何故か使えてしまった主人公が専門の女子高に編入することになるところから始まる話。設定は『』だが、ヒロインの配置は一迅社文庫では良くあるタイプになっているし、意外にスポ根的でもあるので、結構、印象は異なる。ストーリーは完結はしているが続きが出せる構造にはなっている。

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『銀煌の騎士勲章1』川口士

騎士になるために帝都へやってきた少年は、到着早々酷い目に遭うが、騎士登用試験の前に美少女剣士と出会うというところから始まる話。ファンタジーとしてはオーソドックスではあるが、設定はかなり凝っている。ストーリーも割と地味ではあるが、上手く構成されている。以前、『ライタークロイス』というタイトルで出版されたものを加筆修正したものであり、2巻も同時に発売されている。3巻の発売も決まっており、続きに期待したい。

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『呪われ聖者と星蝕みの竜姫』宮沢周

元勇者の少年の主人公は、倒した星魔王から受けた呪いを解くために、異能力者の集まる学園に潜入していたが、そこで、人間に憧れる魔族の少女に出会うという話。設定はファンタジーとしてはオーソドックスではあるが、ストーリーは結構、凝っているし、割と全体的に捻りがある。とはいえ、この手の話としては非常に上手く構成されている。続きにも期待したい。

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『竜騎士の飛槍烈戦』藤春都

警備隊の少年の主人公が古代竜と竜の巫女に出会い、竜騎士の候補生になるところから始まる話。この手の話としてはオーソドックスなファンタジーだが、それなりに、シリアスな展開もある。キャラクターの配置なども、オーソドックスではあるが、話の作りは上手い。既に続きが出ることも決定しているので、続きに期待したい。

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『プリンセスオーダー ～絶対遵守の姫君～』小林健太郎

新人賞の奨励賞受賞作。主人公の前に現れた少女は、異能力によって他のクラスメイトに気付かれないのであるが、主人公はその影響を受けず、一緒に過ごすことになるという話。キャラクターメインの話かと思うと、ストーリーや設定もそれなりに構築されており、上手くまとまっている。やや、硬い感じのところもあるが、新人にしては上手い方である。話はこれで完結している。　

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『正妻の座は渡さない！』天草白

高校生の主人公の少年が、疎遠になってしまった中学の時の後輩の少女と高校で再会したら、妻になりたいという少女が他に二人も登場するという話。この手の話は、それなりにストーリーは工夫されているが、割とありがちな感じではある。とはいえ、話自体は上手く構成されていて、これで完結している。

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『不本意ながらも魔法使い』宮澤伊織

異世界に召喚された高校生の少年は、魔法使いの器として呼び出されたのだが、その魔法使いが力だけを受け継がせた後に死んだため、魔法使いの下僕の少女と二人で魔王に立ち向かうことになるという話。オーソドックスなファンタジーではあるが、割と、翻訳物的なテイストがするところが特徴か。設定はかなり凝っていて、独特の雰囲気がある。話は完結しているが、続きも出せる構造なので、続きに期待したい。

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『赫竜王の盟約騎士』手島史詞

竜との戦争が続く世界において、竜を斬る竜剣の使い手を養成する学園に現れた少年と少女が、別の少女と出会うところから始まる話。ファンタジーとしてはオーソドックスである。かなり戦闘メインの話であるが、ストーリーはそれなりに複雑になっている。話はまとまっているが続きに期待したい。

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『聖煉の剣姫と墜ちた竜の帝国』瀬尾つかさ

狩人をしている少年の元に、妹の友人である少女が訪ねてきて、事件に巻き込まれるという話。ファンタジーとしてはオーソドックスだが、設定は結構、凝っている。キャラクターは割と濃いめになっている。この作者の他の話とは独立した設定のようであるが、どうなのだろう。ダンジョンも出てくるが、必ずしもダンジョンが中心の話ではないようである。話はまとまっているが、続きに期待したい。

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『はぐれ聖者の神剣勝負』葉原鉄

異端の鎮護僧である主人公が、騎士の少女と出会うところから始まる話。設定はオーソドックスなファンタジーだが、この作者のことなので、かなり熱いと言うか、暑い話になっている。話はきっちりと完結している。キャラクターは毎度のことながら、かなり強烈である。

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